はじめてのバレエ観劇と舞台裏


ポスターおよびチラシのメインイラストを手掛けさせていただいた、
牧阿佐美バレヱ団様の子どものためのバレエ公演「シンデレラ」を観てきました。

https://www.ambt.jp/pf-kids-cinderella2025

チラシはこちら。

デザイナーは片岡様。表はもちろん、裏面も登場人物のイラストを配置していただき、素敵なデザインにしていただきました。

会場前には大きなポスターも。
写真をとってくださっているお客様もいて、嬉しかったです。

11時開演の回を予約し、
当日は、朝から新幹線で東京へ向かいました。

あいにくの雨でしたが、会場は駅から近く、道中にはカフェもあったため、
ゆっくりと散策しながら会場へ。

会場の様子と観客層

会場は想像以上に来場者が多く、特にお子様連れのファミリー層が目立ちました。


入口にはポスターが掲示されており、写真を撮っている方の姿も見られ、自身の関わったビジュアルが観客の記念の一部になっていることを実感しました。

開演30分前に入場開始。
A席とS席を迷った末にS席を予約しましたが、結果的に正解でした。
非常にいい位置で、疲れにくく、ストレスなくバレエに集中できました。

開演前、席に着いてパンフレットを眺める観客の中に、
自分の描いたイラストを食い入るように見ている方が複数いらしたことが、特に印象に残っています。

公演内容について

近くに座った子どもたちの率直な反応を耳にしながら、初めての「子ども向けバレエ公演」を体験。

シンデレラや王子様が登場するたび、子どもたちから歓声があがり
親子で楽しめている様子が伺えて私も嬉しくなりました。

途中で休憩もあり、周りの子どもたちも飽きずに最後まで鑑賞できており、
絶妙に配慮された時間配分に感動。

バレエを観たのははじめてでしたが、
素人目線で見ても踊りや仕草がすばらしく、演劇とはまた違った良さがありました。

指先や足先まで気を配られた動き、とても美しかったです。

構成は、子どもや初めてバレエを見る人向けということもあり
コンパクトで、物語も非常にわかりやすく整理されているとのことです。

しかし、動きや表現には一歳妥協がなく、通常の古典演目も改めて観たいと思いました。
牧阿佐美バレヱ団様の「ドン・キホーテ」は特にオススメとのこと。

セットのこだわりが他よりも強いとのことです。

舞台裏の見学

ご厚意により、開演後に舞台裏も見学させていただきました。
セット、機材、衣装など、すべてにプロフェッショナルの執念とも言える密度があり、それらが一つの公演を支えている現場を間近で見ることができたのは非常に貴重な経験です。

演者の方々の意識の高さも強く感じました。
表からは見えない努力や準備の積み重ねが、あの舞台の完成度を生んでいることを実感しました。

1日をおえて

非常に恵まれた機会に関わることができ、新たな視点と知見を得る一日となりました。


自分のイラストが公演の一部として機能していたことは純粋に嬉しくあると同時に、改めて背筋の伸びる思いでもあります。

この経験を、今後の制作にも確実に活かしていきたいと思います。

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